アジアを中心とした新しい世界構造が作られつつある今、日本はどのようなポジションをどうとるべきなのでしょうか?
時間、場所、マネーがボーダレスになった現代の世界社会において、日本だけが、これまでどおり東京一極集中型の経済を維持しています。むしろ、大企業と中小企業の格差、東京と地方の格差は、ますます広がり、その傾向は増していると言えます。
●東京都の転入超過数は3年連続の増加
●東京圏は10万9408人の転入超過。前年に
比べ1万2884人の増加。19年連続の転入超過
●全国の市町村のうち7割以上が転出超過。
転出超過は福岡県北九州市(2483人),
茨城県日立市(1590人),大阪府東大阪市(1427人)など1311市町村。
全市町村の76.3%
※ 総務省統計局 「住民基本台帳人口移動報告 平成26年(2014年)結果」より
世界的に見ると、パソコンとITインフラがあれば、どこにいても仕事が可能であり、地方だからといってその仕事を制限されることはありません。東京の限られた資源、限られた人材では日本経済を担うのは非常に困難です。
世界のボーダレス化が進む中、このままでは日本は、世界経済から完全に取り残されてしまうでしょう。
今こそ、地方や中小企業が世界に目を向け、ボーダレスにビジネスを展開する新たな産業構造が必要です。
活力ある地方、活力ある中小企業をつくっていく行政の役割もまた、非常に重要です。
グローバリゼーションを地域の活力に、そして、より知的で戦略性のある地域経営による地域の価値創造を。
地域とは、日本の疲弊した地方そのものでもあり、私たち日本人としての個人個人とも言える。もっと考えれば、もっと成功できる。
目的のためにあと一歩、もう一歩、前に踏み出していこう。
社名の「GLAVIS」には、そのような思いが込められています。
グラビス・アーキテクツは、これまでも、これからも、産業構造の変革による地方の活性化を企業使命とし、「行政経営のスペシャリスト」「地域ビジネスのビジネスリエゾン」として、日本、地域の経済発展に貢献していきます。